Wasabiのクラウドストレージのセキュリティ
Wasabiは、徹底的かつ多面的に設計されたセキュリティアプローチで、お客様のデータ、ストレージアカウント、ビジネスを保護します。
アカウントのセキュリティ
Wasabiアカウントは、承認されたユーザーのみアクセスすることができます。多要素認証(MFA)、マルチユーザー認証、独自のIDおよびアクセス管理(IAM)ポリシー、エンタープライズレベルのシングルサインオン(SSO)などのオプションにより、セキュリティ対策を行います。
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データセキュリティ
元の取り込みオブジェクトにユーザーが指定する暗号化キー(SSE-C)が自動的に適応され、セキュリティ体制を強化します。
物理的なセキュリティ
Wasabiのストレージリージョンは、SOC2に準拠し、ISO27001およびPCI-DSSの認定を受けたトップクラスのデータセンターに展開されています。
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決済時のセキュリティ
Wasabiでは、決済処理業者であるStripeと提携し、お客様のお支払い情報を安全に保管しています。また、すべての決済はPCI-DSS認定を受けています。
不正なアカウント削除を防止
Wasabi初のマルチユーザー認証機能では、アカウント削除のリクエストが発生した場合に複数のルートユーザーによる承認が必要です。これにより、悪意のあるユーザーが認証情報にアクセスし、ストレージアカウントを削除することを防ぎます。
お客様のデータを保護する方法
Wasabiは、強力なセキュリティ機能によってクラウドストレージアカウントの多層防御を実現します。
暗号化
Wasabiのクラウドストレージプラットフォームでは、データは転送中も保管中も暗号化されます。さらに、HTTPSプロトコルとユーザーが指定する暗号化キー(SSE-C)によってサーバー側の暗号化をサポートします。
多要素認証(MFA)とシングルサインオン(SSO)
パスワードの漏えいによって発生するリスク、アカウントの乗っ取りやデータ流出を防ぎます。Wasabiでは多要素認証(MFA)とシングルサインオン(SSO)を活用し、アカウントアクセスの制御を強化します。
オブジェクトロック
Wasabiのオブジェクトロックは、一度書き込めば何度でも読み込める(WORM)アーカイブ構造によって、ランサムウェア、悪意のある行為、不慮の削除、その他の脅威によるデータの編集や削除を防ぎます。