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マルチクラウドのメリットとは?導入を成功させるためのポイントも解説します

Wed Apr 24 2024By Mayuko Yoshitome

クラウドをビジネスに活用する企業が増えるにつれて、マルチクラウドにも注目が集まっています。この記事ではマルチクラウドの特徴やメリット、マルチクラウドを取り入れる際のポイントなどについてわかりやすく解説していきます。

マルチクラウドとは?

そもそもマルチクラウドとはどのようなものでしょうか?ここではまず、マルチクラウドの定義とマルチクラウド以外のクラウド形態について確認します。

マルチクラウドの定義

マルチクラウドとは、複数の異なるパブリッククラウドサービスを組み合わせて利用することです。クラウドの形態には主にパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドがあります。

パブリッククラウド

パブリッククラウドとは、インターネットを通して提供されるクラウドサービスのことです。パブリッククラウドには多くの種類があり、提供元となるプロバイダ(事業者)もさまざまです。

よく知られているパブリッククラウドとプロバイダには、以下のようなものがあります。

  • AWS(Amazon Web Services)|Amazon

  • Microsoft Azure|Microsoft

  • Google Cloud|Google

一般に、パブリッククラウドは導入コストが低く、拡張性やスケーラビリティが高いことが特徴です。一方で特定のプロバイダが提供するサービスに依存してしまう「クラウドロックイン」などが問題になることもあります。

プライベートクラウド

プライベートクラウドとは、企業や組織が独自に構築・運用するクラウドコンピューティング環境です。パブリッククラウドとは異なり、インターネット上ではなく、社内のネットワークや専用のデータセンター内に構築されます。

不特定多数のユーザーが行き来するインターネットを利用しないため、プライベートクラウドはデータのセキュリティや機密性を高め、それぞれの企業が自社の運用ポリシーに準拠したシステムを構築できます。ただし一般に導入コストが高く、スケーラビリティが低いことも課題です。また、社内に専門知識を持った人材を確保する必要もあります。

ハイブリッドクラウド

ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせたクラウドコンピューティング環境です。それぞれのクラウドが持つメリットを活かし、同時にデメリットを回避できる点が大きなメリットといえます。

マルチクラウドのメリット

マルチクラウドには、他のクラウド形態にはない多くのメリットがあります。この項目では、そのうちのいくつかに注目してみましょう。なお「Wasabi Hot Cloud Storage」を使ったマルチクラウド戦略については、「マルチクラウド戦略のメリット」という解説記事もお読みください。

クラウドロックインの回避

マルチクラウドを導入するメリットとして、特に重要なもののひとつが「クラウドロックインの回避」です。

クラウドロックインとは、企業が特定のプロバイダが提供するサービスや技術に強く依存することで、他のプロバイダ(クラウドサービス)への移行が困難になる現象のことです。

クラウドロックインの状態ではプロバイダの都合で「日々の利用コスト」が急増したり、クラウドサービスを乗り換える際に高額な「退出コスト」が発生することがあります。また利用しているクラウドサービスが突然サービスを中断して、それに合わせて自社のビジネスがストップしてしまう可能性も見逃せません。

こうしたリスクを回避するために、マルチクラウドを導入する企業も増えています。

機能性の向上とイノベーションの促進

マルチクラウド環境では、オブジェクトストレージ、コンテンツ配信など、特定のサービスに特化したクラウドサービスを選び組み合わせることができます。

プロバイダごとに導入している新しい技術や機能を活用しやすく、自社のイノベーションを促進するうえでも大きな強みとなるでしょう。

柔軟性とスケーラビリティの向上

社内で運用するデータは、時間の経過や会社の成長とともに増えるのが一般的です。

近い将来を見越してクラウドの容量を拡大する、あるいは増減する社内データに合わせてクラウドの容量を増減させる場合、複数のクラウドサービスを利用するマルチクラウドが便利でしょう。

コスト削減と経済性

マルチクラウドはコスト面でも大きなメリットがあります。さまざまなクラウドサービスを比較して、自社が必要とする要件を満たしつつ、最も安価なサービスを選択できるからです。

またクラウドロックインのリスクとして紹介した、日々の運用コストや退出コストの問題解決にもつながります。

リスク分散とデータ保護

複数のクラウドサービスにデータを分散させることで、データ漏えいなどのリスクを軽減できます。また異なる地理的位置にデータを配置することで、特定の地域に大規模自然災害が発生した場合でも、自社のビジネスが完全にストップしてしまうリスクを抑えられます。

マルチクラウド導入のポイント

マルチクラウド導入を成功させるためには、以下の点を意識することが重要です。

明確な目的を設定する

まずはマルチクラウド導入の目的をはっきりさせましょう。クラウドロックインを回避したい、コストを抑えたい、リスクを分散させたいなど、目的は企業によってさまざまです。

コスト効率を検討する

クラウドサービスの料金体系はプロバイダごとに異なります。それぞれの料金の仕組みを理解し、コスト効率の良い組み合わせを検討することが大切です。

ガバナンス体制を整備する

マルチクラウド環境を管理するためのガバナンス体制を整備します。これにはクラウドポリシーの策定や、セキュリティガバナンス、コンプライアンスガバナンスなどが含まれます。

運用体制を整備する

複数のクラウドサービスを効率的に管理するため、必要なツールやプロセスを揃えて運用体制を整えましょう。たとえば、自動化や一元管理が可能なツールなどが挙げられます。

細分化されたクラウドサービスの利用も視野に入れる

目的に合わせたクラウドサービスの利用も検討しましょう。たとえばデータ保管・データ共有のためにクラウドを使うなら、SaaS(ストレージ・アズ・ア・サービス)を使うと言ったように細分化されたクラウドサービスを使いましょう。もちろんその場合は Wasabi Hot Cloud Storageがおすすめです。

まとめ

複数のクラウドサービスを利用するマルチクラウドには、従来のクラウド形態にはない多くのメリットがあります。ただしそのメリットを十分に引き出すには、目標の設定やコストの検討など、いくつかのポイントを押さえることが必要です。自社に最適なクラウドサービスの組み合わせを見つけて、ビジネスをさらに発展させてください。

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Wasabiが提案する災害対策

スマホが市民権を獲得した頃を境に、我々の日々の暮らしや仕事はITによって一気に様変わりしました。コミュニケーション、移動手段やロジスティクス等の確認や購入、物品の購入、情報収集、制作行為、など身近にある様々な物事がネットワークに接続され、あらゆる活動がコンピューターを利用し効率的に実施可能な、なんとも便利な世の中になりました。もはやIT無しではほとんど何も遂行することができないと言っても過言ではありません。ところで、日本の陸地面積は全世界の0.3%に満たないにも拘わらず、世界で発生するM6以上の地震のうち何と20%以上が起きていることをご存じでしょうか?。 発生場所も時間も予測できない大地震。 データセンターの壊滅やラック転倒、長期停電、火災など、データロスや長期にわたるサービス停止など甚大な被害も発生しうる事態です。 IT依存度が非常に高まり、IT利用を放棄するということができないわけですから、災害が発生しても様々な活動を継続できるようにするための対策が必須ではないでしょうか。さて日本の企業/組織において、果たしてどれくらいの方々が自信を持って「IT環境の災害対策は万全である」と答えられるでしょうか。一般的に、災害に強いIT環境を構築しようとした場合、非常に多くのコストがかかってきます。 ・ハードウェア環境を2セット購入し、遠隔地のデータセンターに1セットを配置する ・十分なインターネット回線(または専用線)を用意する ・メイン環境、遠隔地環境双方にかかる以下のリソースとコストを用意する複数のベンダーに支払う環境構築費運用を任せられる現地スタッフ利用期間(例えば5年間)に発生する電気代、空調代、回線利用代、その他のランニング費用利用期間(例えば5年間)に発生する障害対応、ソフトウェアアップデート、リソース枯渇に対するシステム増強など人的リソースの確保利用期間終了後の次世代環境リプレイス計画利用期間が終了した旧機材の撤去や廃棄コスト日本国内に存在する企業のうち99.7%が中小企業です(※ 中小企業庁公表のデータより)。インフラ環境に何億円も投資できる企業は総数からするとほんの僅かであり、自信を持って「IT環境の災害対策環境は万全である」と答えられる企業は実は極めて少ないと考えられますクラウド環境の選択と課題まさにこのような災害対策の需要に対し理想的な選択肢となるのがクラウド環境の利用です。ハードウェア環境等の準備が必要ない。それに伴い技術的専門知識も必要ないことが多い。IT機器以外の周辺環境を気にする必要もない(ラック、空調、UPS、非常時の交通手段など)設置場所を問わない。思い立ったら選択可能なリージョン(地域)で数日以内に環境構築可能ハードウェアの保守期間満了に伴う環境リプレイスの懸念から解放される現地に運用スタッフがいる必要が無いオンプレのハードウェア環境の利用が当たり前だった時代と比べるとはるかに手軽にDR対策環境の準備と運用が可能になります。一方で、一般的なクラウド環境の利用においても、隠れたコストが課題となることが多いことに注意が必要です。 ストレージの価格以外にも以下のような追加費用が存在することをご存じでしょうか?プロジェクト期間(例えば5年間)の利用総額が結果的にいくらかかるのか見立てが難しいという結論に至ることがほとんどです。バックアップジョブが走るたびに発生するコスト(API利用費)レプリケーション実施の際などに発生する、リージョンを出るコスト(下り転送料、GB単位)データリストアの際に発生する、リージョンを出るコスト(下り転送料、GB単位)クラウドを利用することで旧来のオンプレ環境よりも高額になってしまったケースさえ散見されます。これでは、「莫大なコストがかかってしまうために災害対策できない」という課題への解決策とはとても言い難い選択肢です。Wasabiという選択肢これらの災害対策の構築にあたりWasabiの選択肢がベストであることを幾つかのパターンで紹介させて頂きます。いずれのパターンにおいても、Wasabiの特徴である以下の要素が重要なキーとなります。Wasabiはクラウドストレージ業界でも最高水準の99.999999999%(11-9s、イレブンナイン)の耐久性でデータを守ります。オンプレ製品とは比較にならないレベルの信頼性を、専門知識を必要とすることなく気軽にご利用頂けます。一般的なクラウドサービスと異なり、ダウンロード料やAPI利用料などデータの出し入れにかかわる追加費用は一切ありません。費用が発生するのはご契約頂くストレージ容量に対する料金のみとなるため、長期の利用目的であってもコスト試算が至ってシンプルです。結果的にハイパースケーラーなどと比較すると場合によっては80%も安価に運用できるのです。保険的な投資である災害対策などコストをかけたくないサービスにおいて最適な選択肢といえるはずです。Wasabiは業界標準のS3 API互換のストレージのため、バックアップ目的以外にもファイルサーバーやIoT/クラウドネイティブアプリケーション環境など、様々な環境からご利用頂けます。■提案パターン1: 既存のバックアップ環境へのアドオン■現在、多くの企業は下に示す<図1>のような環境ではないでしょうか。アプリケーションを運用する本番インフラ環境を、何らかのバックアップソリューションを利用して、ローカルストレージにバックアップされていると思います。Wasabiは既存の環境に大きなメスを入れることなく簡単なDR対策の構成を提案します。Wasabiは日本国内で流通している様々なバックアップソフトベンダーと提携しています多くのベンダーからWasabiがサポートされているため、既存環境をDR対策したい場合、Wasabiを購入し、ご利用中のバックアップソフトウェアの設定変更を行うだけで災害対策環境が完成します。また多くのバックアップソフトは、クラウド環境へのDRデータクローンの実施を無償としているため、Wasabi費用のみで災害対策ができてしまいます。これまでDR対策のために総額 数千万~数億の費用をご利用されていた方、もしかすると1/50以下の費用で同じ目的を達成できてしまうかもしれません。しかも、Wasabi DRストレージを改ざん不可のイミュータブル設定にする事でランサムウェア対策としてもご利用頂けます。当然追加費用はかかりません。 低コストで一石二鳥の目的が達成できる、とても効率の良い提案ではないでしょうか?<図1: 既存環境にDR対策・ランサムウェア対策としてWasabiを追加>■提案パターン2: Wasabiレプリケーションを利用した遠隔データ保護■上位クラスのバックアップ用ストレージには重複排除機能を持ち、かつ信頼性・冗長性に優れた製品も数多く存在します。それらは当然高コストあることが多く、全てのユーザーが利用できるものではありません。やむを得ず信頼性に乏しい低価格製品を採用せざるを得ないケースも少なくないでしょうし、または現在上位クラスの製品をご利用の方でも、昨今の円安に伴う値上げで想定外の見積に不満を持たれている方も多いのではないでしょうか?Wasabi バケット レプリケーションについて紹介致しますWasabiは<図2>で示す通り、アジア地域では東京・大阪・シンガポール・シドニーの4つ(※2024年現在)のリージョンでサービスを展開しています。このアジア地域のリージョン間でのバケットレプリケーションは無料でご利用頂けます。例えば東京リージョンにバックアップを行えば即座に大阪リージョンに同一のデータが複製され、DRを目的とした遠隔データ保護を専門知識なしに簡単に実現できます。大地震まで考慮し大陸プレートが異なる地域でデータ保護したい場合、東京→シドニーへのデータ複製でも数クリック程度のプロセスで実施できます。高品質な環境でかつ遠隔データ保護構成を低価格で実現できるWasabi。 既存のバックアップ環境を見直したいという方に最適な環境を提案可能です。<図2: 無料でご利用頂けるWasabiバケット レプリケーション>■提案パターン3: Wasabiレプリケーション 自動リダイレクト(2025年登場予定)■Wasabiバケットレプリケーション機能強化版として自動リダイレクト機能が利用可能となります。 例えば東京→大阪リージョンでレプリケーションを実施した際、メインサイトの東京が大規模災害等でサービス停止を伴う甚大な被害を受けた際、それを検知してサブサイトの大阪にアプリケーションの接続先が自動的に切り替わります。従来、災害発生に伴いサービス停止が発生した際、異なるリージョンを利用したサービス再開のためには、アプリケーション側でストレージ接続先の変更など手動で設定を操作する必要がありましたが、それらも不要となります。Wasabiは多目的用途のストレージであるためバックアップ目的だけでなくファイルサーバーや他のサービスにも応用可能となりますので、災害発生時でもサービス停止を極力避けたいシステムのストレージを全てWasabiに統合するのは合理的な判断であると言えるでしょう。<図3: Wasabiレプリケーション 自動リダイレクト>■提案パターン4: Wasabiレプリケーション Air Gap(2025年登場予定)■主にランサムウェア対策の機能強化、Air Gap機能も今後追加されます。Air...