データ保護

データセキュリティの現状:データ侵害を引き起こした2024年の主な攻撃

Fri May 23 2025By Robert Callaghan

はじめに

2024年も、サイバー攻撃が多く発生した年となりました。特にランサムウェア攻撃は、驚くべき数で重要な機関に大混乱を引き起こし続けています。Sophosによるレポート「The State of Ransomware 2024」によると、2024年は59%の組織がランサムウェア攻撃の被害を受けました。標的となった企業の98%はデータを回復できたものの、大きな混乱と多額のコスト被害が発生しました。攻撃の際、要求される身代金の平均額は200万ドルでしたが、これに復旧費用が加わり、平均273万ドルのコスト負担が組織にかかる結果となりました。

昨年、ハッカーは世界最大規模の組織や政府機関などに対して、業務の麻痺、データ損失、金銭的な損害を与えました。しかし、攻撃の多くは簡単な対策で軽減または完全に回避できた可能性があります。それでは、2024年に発生した破壊的なランサムウェア攻撃をいくつか見てみましょう。

医療機関

2024年初頭、米国最大手の医療機関がランサムウェア攻撃を受けました。その結果、1億3100万人もの患者の記録が漏洩するデータ侵害が発生しました。流出した情報には、個人健康情報(PHI)、支払い記録、患者の社会保障番号、個人識別情報(PII)などが含まれていました。この医療機関は、情報が流出したことで数々の規制に基づく制裁を受けることになりました。

さらに、処方箋を処理する目的などで提供していた医療ソフトウェアアプリの停止も余儀なくされました。また、決済サービスや歯科および医療記録アプリが停止したことで、医療に支障をきたし、患者の健康に影響を及ぼす可能性も示唆されました。

課題

攻撃者は、盗んだ認証情報を使用して医療機関のネットワークとデータ資産にアクセスしました。実際、こういった攻撃は珍しくありません。Sophosのレポートによると、ランサムウェア攻撃の29%は認証情報の侵害をきっかけとしています。この医療機関では、多要素認証(MFA)が採用されていませんでした。そのため、攻撃者は盗んだ認証情報を悪用してネットワークへ侵入することができたのです。ユーザーとそのデバイスを認証する機能がなかったことで、正規のユーザーになりすました攻撃者を識別できず、侵入を防ぐことができませんでした。

ソリューション

MFAを採用していれば、攻撃の大部分を阻止できたはずです。MFAは、ネットワークアクセスを許可する前に、テキストメッセージや電子メールで固有コードを受信するようユーザーに要求します。これにより、盗まれた認証情報の使用をブロックすることができます。また、モバイルアプリを使用した新しいMFAモードでは、モバイルデバイスのなりすましによるSMSメッセージの傍受リスクを回避でき、より強力な保護が提供されます。さらに強力な認証対策になりうるのが、マルチユーザー認証(MUA)です。MUAでは、データの削除や暗号化、アカウントの変更や削除などを行う際、複数のユーザーが確認する必要があります。これにより、システムが侵害された場合でも、ランサムウェア攻撃による悪影響を軽減することが可能です。

政府機関

2024年、世界で最も人口の多い国のひとつで、200以上の政府機関がランサムウェア攻撃の被害を受けました。この攻撃により、空港の運営や入国審査など、多くの重要な政府機能が停止を余儀なくされました。結果的には、政府は攻撃者から要求された数百万ドルの身代金の支払いを拒否し、攻撃を受けたデータを復元することができました。しかし、その過程で多くの政府サービスの再開が遅れ、統治と国民生活に悪影響を及ぼしました。

課題

攻撃の影響を悪化させたのは、多くの機関にわたって機能すべきバックアップポリシーがこの国にはなかったという点です。政府のIT部門で働いたことがある人なら、200以上の異なる機関にわたってバックアップポリシーを定義、適用、検証することがいかに困難であるかが分かるはずです。それでも、バックアップはランサムウェア攻撃に対応するうえで非常に重要です。バックアップデータを安全に復元できれば、攻撃者に屈することなく、身代金の支払いを回避することが可能になります。

ソリューション

セキュリティ上のベストプラクティスとして有名なのは、定期的なバックアップを確実に行うことです。専用のバックアッププロバイダーを使用すれば、最良の結果が得られるでしょう。しかし、「特に優れた」ランサムウェア攻撃は、バックアップも標的にしています。実際、Sophosのレポートでは、バックアップが狙われたという被害者は94%を占めており、その理由も判明しています。攻撃者は、元のデータセットだけでなく、バックアップも暗号化することで、ターゲットが身代金を支払わざるを得ない状況に追い込むのです。しかし、このリスクを軽減する方法はあります。攻撃者がバックアップされたデータにアクセスできたとしても、イミュータブル機能を使っていれば、データの暗号化や削除ができなくなります。

交通機関

2024年秋、米国で最も混雑し、経済的にも重要な交通機関の1つがランサムウェア攻撃を受けました。攻撃者は複数のシステムに侵入してデータを暗号化し、主要な空港や海運施設の機能を麻痺させました。運営当局は身代金の支払いを拒否しましたが、データやシステムの復旧には予想以上の時間がかかり、旅行者や運送会社に不便を強いる結果となりました。

課題

この運営当局には、信頼性の高いバックアップと実行可能なバックアップ戦略が導入されていました。それにも関わらずダウンタイムが発生し、ビジネスが損害を受けたのは、非効率的なバックアップとリカバリを採用していたためです。攻撃の影響から回復するまでに、長い時間と多くの管理プロセスを経る必要がありました。さらに、バックアップされたデータをクラウドストレージから取り出すために、下り転送料も支払う必要がありました。

ソリューション

バックアップソリューションを選択する際には、目標復旧時間(RTO)をよく検討することが推奨されています。ランサムウェア攻撃は重大なインシデントであり、データの復元に数時間、あるいは数日かかるようでは、さらに大きな悪影響を被ることになります。また、下り転送料やAPIリクエスト料金のないバックアップサービスを採用すれば、修復にかかるコストを節約できます。

大手クラウドサービスプロバイダー

大手クラウドサービスプロバイダーのデータ分析ソフトに保存されている大量の情報が、ハッカーによって窃取されました。盗まれたデータは、銀行や娯楽施設を含む多数の大企業のものでした。この攻撃はランサムウェア攻撃ではありませんでしたが、ハッカーが貴重なデータを流出させ、ダークウェブで販売しようとする手法の変種です。結果として、銀行の顧客記録やクレジットカード口座情報などが売りに出されました。

課題

この攻撃では、まず顧客の個人デバイスからログイン認証情報を盗み、その情報を使ってデータ分析プラットフォームに侵入するという巧妙な手口が使われました。ハッカーは、クラウドプロバイダーに気付かれることなくデータを盗み出すことに成功しています。プロバイダーが侵害に気付いたときには、すでに大量の機密データが流出していました。実際に、こういったケースはよくあることであり、この場合は非常に大きな損害が発生しました。

ソリューション

下り転送アラートは、アカウントからデータが取得されたことをストレージ管理者に通知します。この機能が有効になっていれば、攻撃の影響を軽減できたはずです。クラウドプロバイダーが下り転送アラートを設定していた場合、データがストレージから流出したときに管理者が通知を受け、侵害をはるかに早く察知して、被害を抑えられた可能性があります。

まとめ

この記事では、1年間に発生した数千件のサイバーセキュリティインシデントの中から、特に深刻な被害を受けた4つの攻撃をご紹介しました。ランサムウェアは、医療、交通機関、政府に混乱と金銭的な被害をもたらし、大企業からデータを盗み出すことに成功しました。適切な対策を講じていれば、こうした攻撃の発生率と影響を軽減できたはずです。一貫したバックアップ、有意義なRTP、MFA、イミュータブルバックアップ、下り転送アラートを活用することで、ランサムウェア攻撃やデータ侵害のリスクが抑えられます。

ソリューション

バックアップとリカバリー

Wasabiのバックアップとリカバリーソリューションについてご紹介します。

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もしもランサムウェアに感染したら
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クラウドの成功事例:あらゆる業界でWasabiがストレージの総コストを削減

すべての組織には何らかの使命がありますが、次世代を見据えた教育、質の高い医療の提供、画期的なメディアの制作、重要な公的記録の保護など、その内容は多岐にわたります。そして、どの業界においても大きな課題となっているのが、増加し続けるデータを効率的に管理・保護することです。Wasabiは、シンプルでコスト効率の高いクラウドストレージソリューションによって複雑さや価格の高騰を回避し、あらゆる組織がデータを保存、アクセス、保護できるようにサポートします。最新のeBook「Success Stories: How Wasabi Lowers Data Storage Costs Across Industries(クラウドの成功事例:あらゆる業界でWasabiがストレージの総コストを削減)」では、お客様が実際にWasabi...

新たな1年のデータ増加に向けて有利なスタートを切る方法

新年に向けた予測が行われる中、データ管理において確実に言えるのは、非構造化データが増加し続けているということです。IDC StorageSphereの予測によると、保存されているデータ全体の78%は非構造化データです。また、非構造化データは、2024年の5.5ゼタバイトから2028年までに10.5ゼタバイトに増加すると予測されており、年平均成長率は16%となる見込みです。この急増を後押ししているのがデジタルトランスフォーメーションです。非構造化データには、ビデオ監視、医療用画像、モノのインターネット(IoT)のセンサーデータ、そして現在ではAIおよびMLモデルとその学習に用いられる膨大なデータセットなどが含まれます。この計り知れない成長のプラス面は、すべてのデータに潜在的な価値が秘められており、ビジネス上の洞察、運用効率、革新的な新しいソリューションや発見につながりうるということです。しかし、すべての洞察を引き出し、データ主導の世界で競争力を維持するためには、高度なインフラとAI分析ツールに投資する必要があります。また、指数関数的に増加するデータ量を効果的に保持、管理、保護する方法を見つけることも忘れてはいけません。ご安心ください。Wasabiには、すべてのデータを手頃な価格で保存しながら、将来に投資するための資金を確保できるアイデアがあります。今期の予算で、今後何年にもわたって必要となるストレージ容量を確保多くの組織における予算モデルは、「使わなければ無駄になる」という方針に基づいています。1年間に割り当てられた資金が使用されなかった場合、それが翌年に繰り越されることはありません。期末になっても予算が使い切れないという方は、Wasabiの容量予約制ストレージをぜひご検討ください。1年・3年・5年単位で事前に容量を購入することで、さらにコストを節約することが可能です。クラウド容量を今後5年後まで安全に確保しておけば、将来のストレージ予算を、AIを含む他の戦略に適用することができます。クラウドストレージの容量をどう活用すればよいか分からない方に向けて、代表的なクラウドオブジェクトストレージであるWasabi Hot Cloud Storageの使用例をいくつか見てみましょう。サイバーレジリエンスのためのバックアップとリカバリ今では、IT業界のほぼすべての人が、クラウドオブジェクトストレージがバックアップや災害復旧に有効であることを認識しています。クラウドストレージは、安全で耐久性があり、コスト効率が高く、事実上無制限のストレージ容量を提供します。また、冗長性と自動レプリケーションが複数のデータセンターで共有されており、高い可用性と高レベルの保護が保証されます。最も重要なのは、オフサイトで使用することができ、データ保護やビジネス回復の絶対的な基準ともいえる3-2-1バックアップ戦略に準拠しやすいことです。Wasabi Hot Cloud Storageが、貴重で機密性の高いデータ保護に最適であるポイントはまだあります。Wasabiは非常にサイバー耐性の高いストレージであり、データとストレージアカウントを、悪意のある行為者、自然災害、人為的ミスから保護する多層セキュリティを備えています。また、Wasabiは下り転送料やAPIリクエストが無料です。そのため、予期せぬ追加料金を請求されることなく、バックアップを何度でもテストしたり、インシデント発生時にデータを復元したりすることが可能です。災害復旧や低レイテンシのワークロードに向けたデータレプリケーションバケットまたはオブジェクトのレプリケーション機能を使用すると、同一または異なるストレージ領域にデータのコピーを複数作成することができます。データをさまざまな場所に複製することで、停電や天災などの地域災害が発生した場合でも、データを確実に復旧させ、アクセスすることが可能になります。また、リージョン間でデータを複製することで、低レイテンシの環境でもアクセスが高速化されます。Wasabiのオブジェクトレプリケーション機能によって、データがシンプルかつコスト効率よく複製され、よりパフォーマンスが高く回復力のあるインフラが実現します。クラウド階層化とアクティブアーカイブでストレージのROIを向上使用頻度の低いデータは、オンプレミスのサーバーから安価なクラウドオブジェクトストレージに階層化することで、ストレージの総コスト削減につながります。クラウドを階層化することで、オンプレミスの容量を重要なプライマリデータ用に確保し、コストのかかるアップグレードをしなくてもいい状態を保ちます。大抵の大手企業は、複数のサービス層に加えて、データを適切なサービス層へ自動的に移動する階層化サービスを提供しています。この場合、アクセス頻度の低いデータはウォームストレージ層に移動し、コールドデータは安価でパフォーマンスの低いアーカイブサービス層に移動します。しかし、コールドデータが急に必要になる場合があります。たとえば、医師が2年前の患者の記録を確認する、監視システムの古い映像を取り出す、クライアントのメディアプロジェクトが突然必要になるなどの場合などです。コールドストレージに保管されたコンテンツやデータが急に必要になることが実際にあるとして、IT部門は、どのデータがいつ必要になるかをどのように把握すればよいのでしょうか。 アクティブアーカイブで問題を解決アクティブアーカイブは、ビジネス上またはコンプライアンス上の理由で保管しておく必要があるが、時々アクセスする可能性もあるデータの保存に適しています。高性能なクラウドストレージ層にはアクセス性も備わっていますが、大手企業では少々割高になる傾向があります。一方、Wasabi Hot Cloud...

2025年における持続可能性、AI、メディアのトレンドをITリーダーが予測

私は毎年、年末の時期に、新しい年がテクノロジー分野にとってどのような年になるかを考えます。トレンドの要素を考察すると、データストレージがすべてにおいて重要であるという当然の結論にたどり着きます。しかし、今年は異なるアプローチを採用しました。私たちは、さまざまな業界のパートナーやお客様に連絡を取り、2025年に何が起こるかについて彼らの視点に基づく意見を求めました。彼らには、持続可能性、AI、メディアに関するさまざまな専門知識があります。そのため、2025年に各分野で起こりうる変化やデータ需要について、ユニークな洞察を得ることができました。データセンターにおける再生可能エネルギーIT購入の意思決定において、持続可能性は引き続き大きなポイントとなっています。2023年の調査では、44%の回答者がクラウドストレージサービスを選択する際、パフォーマンスや拡張性よりも持続可能性を最も重要視すると答えました。データセンター業界において、問題となるのは土地や建物ではなく、電力です。持続可能性グループZerocircleの創設者Hemanth Setty氏は、この問題に真っ向から取り組んでいます。Setty氏は、AIの進歩(詳細は後述)は、データセンターのリソース消費を悪化させると考えています。電力と冷却を利用した再生可能ソリューションも存在しますが、これには地理的な制約が伴います。Setty氏は、データセンターの電力問題を解決する効率性は2つのアプローチによって生まれると述べています。それが、持続可能なデータセンターとエネルギー効率の高い計算です。計算負荷の高いワークロードの消費電力を減らすことができれば、再生可能エネルギーや冷却を利用した作業がより容易になります。現在、ストレージはコンピューティングほど大きなエネルギーを必要としません。CPU、特にGPUは大量の電力を消費しますが、HDDはそれほどではありません。実際、ディスクドライブの容量が増加すると、モーターは同じ量の電力を消費するため、ビットあたりの消費電力は改善されます。次世代のソリッドステートストレージが登場すれば(すでに存在するものの、回転ディスクに比べればまだ高価です)、同量のデータ保存に必要な電力量は、ほぼ10分の1に削減されると思われます。AIの進歩市場におけるAIの役割は、インターネットが初めて登場したときと少し似ています。インターネットが進化するにつれて、創造性と新しいアイデアが爆発的に増加し、これまで誰も見たことも、可能だとも思っていなかったことが実行できるようになりました。うまくいくもの、いかないものがあり、やがてすべてが落ち着きましたが、最終的には明らかに世界が変化しました。私は、AIも同じ道を進むことになると予測しています。IBM Cloud PlatformのゼネラルマネージャーであるUtpal Mangla氏は、AIはまだ始まったばかりだとしたうえで、AI普及とともに、以下の3つが大きく求められるようになると予測しています。1)オープン性多くの企業は、オープンなアーキテクチャやフレームワークを求めています。また、それらを深く理解し、ソースが何であるか、どこから来ているか、モデルはどのように構築されているかを把握する機能も必要です。2)ガバナンス顧客は、AIプラットフォームが信頼できるものであることを知る必要があります。その信頼を築くために、チェックとバランスの整備が求められます。3)データデータはAIの成功の基礎となります。データの品質と出所は、あらゆるAIモデルの構成要素となります。データセットのソースと信頼性は、テクノロジーとしてAIを普及させるうえで不可欠な要素です。Wasabiにとっては、3番目のポイントを特に重視しています。AIで行うことはすべて大量のデータを伴うため、この点における私たちの立場は非常にシンプルです。どの鉄道にもシャベルが必要なのと同じで、トレーニング用のデータが増えるほど、より良いモデルが作られます。メディアの需要メディアは長い間、ストレージの技術と実務を支えてきました。フォーマットの容量要件を考慮すると、ビデオストレージの需要は高くなる可能性があります。TDガーデンおよびボストン・ブルーインズの技術担当副社長、Josh Carley氏には、100年に渡るフランチャイズの歴史を守る責任があります。しかし、データが埃をかぶったゴミ箱の中に眠っていることは想像に難くありません。チームが閲覧、アクセス、維持することができなければ、データは無用の長物です。Carley氏は、大規模なアーカイブを維持する唯一の手段として、クラウドストレージを選択しました。拡張性の高いクラウドストレージがあることで、復帰した選手がアリーナを訪れる際や、ブルーインズのOBに敬意を表する際、必要なときに必要なデータを見つけることができます。実際、LTOテープからクラウドストレージへのメディア移行に対する関心が高まっています。映画、テレビ番組、スポーツイベント、ポッドキャスト、ニュース番組、インタビュー、ホームビデオなど、膨大なビデオアーカイブがテープの形で保管されています。これらのアーカイブを無視するのではなく、即座にアクセスして活用できるクラウドに保存したいと考える組織は少なくありません。放送局ITVのインフラおよびネットワークチームリーダーであるJordyde Muijnk氏も、メディアの将来におけるクラウドの役割について、Carley氏と同様の見解を示しています。確実に言えるのは、2025年には2024年よりも多くのデータが生成され、ストレージがあらゆる業界の企業や新興テクノロジーにとって不可欠な商品であり続けるということです。Wasabiは引き続き、データを手頃な価格で効率的に保存することを使命として掲げています。...